|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 神 : [かみ] 【名詞】 1. god ・ 神々 : [かみがみ] (n) gods ・ 々 : [くりかえし] (n) repetition of kanji (sometimes voiced) ・ 黄 : [き] 【名詞】 1. yellow ・ 黄昏 : [たそがれ] 【名詞】 1. dusk 2. twilight ・ 楽 : [たのし, らく] 1. (adj-na,n,n-suf) comfort 2. ease ・ 楽劇 : [がくげき] 【名詞】 1. musical play 2. opera ・ 劇 : [げき] 【名詞】 1. (1) drama 2. play 3. (2) powerful drug (abbr)
『神々の黄昏』(かみがみのたそがれ、)はリヒャルト・ワーグナーが1869年から1874年までかけて作曲し1876年に初演した楽劇〔ワーグナー自身はこの四部作を「舞台祝祭劇」(Bühnenfestspiel)としており、「楽劇」(musik drama)と呼ばれることには異議を唱えていた。〕。ワーグナーの代表作である舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』四部作の4作目に当たる。 == 概要 == 『ニーベルングの指環』四部作は、ひとつのプロローグと3日を要する舞台上演と見なすことができ、本作『神々の黄昏』はその「第3日」(Dritter Tag)に当たるとともに、四部作の最後を締めくくる作品である。 「指環」四部作はそれぞれ独立した性格を持ち、単独上演が可能である。『神々の黄昏』は序幕を含む全3幕からなり、上演時間は約4時間20分(序幕および第1幕110分、第2幕70分、第3幕80分)〔スタンダード・オペラ鑑賞ブック4『ドイツ・オペラ 下 ワーグナー』 p.211〕。四部作中もっとも長大であり、劇的変化に富む。 序幕と第1幕の間奏曲「夜明け - ジークフリートのラインへの旅」や第3幕の間奏曲「ジークフリートの葬送行進曲」及び「ブリュンヒルデの自己犠牲」の音楽は演奏効果が高く、しばしば管弦楽のみで独立して演奏される。 物語は、叙事詩『ニーベルンゲンの歌』を始めとするドイツ英雄伝説や『エッダ』、『ヴォルスンガ・サガ』など北欧神話の物語を下敷きにしつつ、ワーグナー独自の重層的・多義的な世界が構築されている。『神々の黄昏』はこのうち『ニーベルンゲンの歌』によるところが多い。直接引用されてはいないがギリシア神話の影響も見られる。 『神々の黄昏』の台本は、作曲者が1848年に草案として書いた『ジークフリートの死』を原型とし、構想の拡大に伴って1852年に手直しされた。音楽は1869年から1874年にかけて作曲された。1876年8月13日から17日まで開催された第1回バイロイト音楽祭において、『ニーベルングの指環』四部作全曲として初演された。 バイロイト音楽祭では四部作が連続上演される。内訳は以下のとおり。 *序夜 『ラインの黄金』(Das Rheingold) *第1日 『ヴァルキューレ』(Die Walküre) *第2日 『ジークフリート』(Siegfried) *第3日 『神々の黄昏』(Götterdämmerung) 本作 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神々の黄昏 (楽劇)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|